伝漢研活動について
当会は糸練功(医療気功・外気功)を駆使し、証(患者さんの病態)を探り、また薬方・薬味の解析・研究・勉強をしています。
レベル1(基礎講座・準会員) とレベル2(一般講座・正会員) の2講座があり、現在全国で4つの地区(関東・北陸・関西・九州)で毎月開催されています。
講座以外の活動として、毎年6月頃は生薬資源の保護活動に配慮し、新たな生薬資源の開発と、中国における中医系公立病院の現状視察研修など国内外を問わず数日間の研修を企画しています。
また11月は、全国の会員が集まり合同研究会を実施します。1年間研修成果である症例研究や論文の発表、中医医師や教授による記念講演が行われています。
会員は年間に症例研究ないし論文を少なくとも1件は提出します。
理事長挨拶
その昔、狩猟民族の縄文人は、広場を中心に同心円で住居を造り、その周囲に貝塚や墓を造っていました。家族や仲間が、その日に腹を満たす分の狩猟と採取だけで生きていた縄文人。
一方、農耕民族の弥生人は、階級ごとに奥から順番に住居を造っていました。農耕で米を収穫し蓄えが出来た弥生人。蓄えが財となり、財が大きい者が権力を持つ。より蓄えが出来る豊かな土地を求め奪取と戦いが生まれる。力のある者と無い者の間に上下の差が生じ階級が生まれる。
本来の伝漢研は上下の無い「誰が上でも下でも無い組織」です。仲間が仲間のために汗を流し合う組織。今年度より各地区伝漢研は独立した組織となります。各地区世話役は地区理事長と成り、各地区で会員に最も有益な活動を自由にして頂きたい。従来の理事会は地区の連合組織として全国連合会となります。連合会は最少数の理事だけで運営し世代交代を目指します。
伝漢研 10 年。「我を通せば人は逃げ、下の人を見れば人が集まる」力のある会員も無い会員も同じ自立した会員。より高い目標へ全員で戦いです。
伝漢研理事長 木下順一朗
伝漢研
事務局所在地
〒847-0861
佐賀県唐津市二タ子3丁目13-13 MDR内
TEL /FAX 0955-72-6944